さて、僕がフェラーリ好きなのは皆さんご存知の通り(フェラーリのためにブログを始めたくらいだ)。
それほどまでに僕が憧れるフェラーリですが、大変残念なことに超レアなスペチアーレモデルのF40がオーストラリアでクラッシュしてしまった様です。
派手にやらかしてしまったようだ
情報元によると、クラッシュしたF40が本物かレプリカかどうかはまだ不明な様ですが、いずれにせよ写真を見る限りで大事故なのは確か。今現在で分かっている情報をお伝えしていきましょう。
ことが起こったのはこの金曜日、オーストラリアのゴールドコーストにて。現地の警察によると、スピードオーバーが原因で車をコントロールできなくなってしまったとのこと。
ただ、幸いなことに搭乗者2名を含めけが人が出なかった様です。
コントロールできなくなった理由ですが、F40の構造にも起因すると言えます。F40は1987-92年に生産されていた車ですが、478馬力と576Nmを発揮するツインターボ 2.9L V8エンジンを積んでいます。
にも関わらず現代車には当たり前の安全装備を積んでいません。そのため、運転者が現代車の感覚で運転してしまっていたのでしょう。
また、ナンバープレートにディーラーのものがついていたとの情報もあり、もしそうであるならば、ディーラーがテストドライブ中にスピードを出しすぎたということになりますね(海外ではディーラーが客の車でヤンチャすることは度々ある)。
修理はできるのか
さて、ここで問題なのが修理できるかどうか。仮に本物だった場合、1,311台しか製造されていないスペチアーレモデルがこの世から失われるかどうかの問題になってしまいます(スペチアーレモデルとしては生産台数は多いけど)。
つい先日もモナコで「本物の」F40から出火し黒焦げになった出来事がありました(下写真)が、ドイツのフェラーリディーラーが修理できると判断しオーナーから買い取っています(いくらかかるんだろう)。
モナコ事件に比べると、火災は起きていないためまだ直し易いのでしょうか。
ですが、オーストラリア事件の場合は、「坂道に突っ込んで」停止。そのため、「平坦な路上で炎上した」モナコ事件とは違い、外は綺麗ですが中まで損傷していることは明白だと思います(フレームまでいっちゃてたら治せるのかな)。
「to be or not to be, that is the questuion」という言葉がありますが、このままにしておくよりは修理して乗れる状態にする方が絶対に良いので僕がオーナーであれば修理したいなあと思います。