さて皆様、年越しも無事に?終え、のんびりとされていることかと思います。
僕も雪が降ったためドライブ出来ず家にいたのですが、その時に兄と話していて「モノの選び方」に関し疑問が生じたので今回はそのことを記事にしてみようかと思います。
「モノの選び方」と言っても何やらまたぼんやりとしたテーマなので今回は2つ、車と時計を具体例に出して話を進めていこうと思います。
例に漏れず?幾分か辛口な文体になるかと思いますが、そういう考え方がダメとかありえないとか、僕が正しいとか言うつもりはありませんのであしからず。
まずはクルマの選び方から。
最初は皆さんお馴染みのクルマから。僕の兄もクルマが好きで、所謂「高級車」が好きということも類似(親が同じだからね)。
が、大きく違うのは「高級車」にたどり着くまでの思考順序。
例えば僕が4Cを選んだ理由は、「今しか乗れないクルマ」が欲しいということでツーシーター(できればMR)がまず大きな選択肢となりました。
その後当てはまる車種(下記事参照)を色々調べていくウチに「プリプレグ方式のカーボンモノコック」、「FCAグループの寄せ集め的な作り」、「売るだけ赤字という噂」という内容にとてつもなく大きな魅力を感じ、予算的にもなんとか大丈夫だったので決定した、そうしたら結果的に「高級車」と呼ばれる類のものだった、というわけです。
つまり、色々調べていく内に「製法」を主とした4Cのバックグラウンドに魅力を感じ購入したということになります(勿論、予算という制約はあったが)。
対して僕の兄はというと「そのクルマでどれだけ自分が大きく見えるか」を最も重視するタイプ(ミーハーとはちょっと違うが)。
そのため、欲しいクルマに求めるものは「見栄」が第一となり、製法、性能や歴史といったバックグラウンドはほぼ無視。
如何に「新車時の価格が高かった車」を選ぶかに終始しており、車好きとしてはちょっと残念な気持ちになってしまいます。
時計の選び方になると?
時計の場合も同じ様な内容となりますが、僕の知人から具体例を一つ。
僕の知人(というか一回しか会ったことない)を悪い例として引き合いに出すのは少々躊躇われるところはありますが、反面教師としての素質を存分に備えているので、彼も許してくれるでしょう(テキトー)。
その彼の時計の選び方というのが、ロレックスの生産本数が少ないモデルをとりあえず買っておくというもの。
それは投資方法としてはある程度正しいと思いますので置いといて、僕がツッコみたいのは買ったあとの話。
というのも、その買った時計がどれだけ値上がりしているか、というのを延々と自慢し続け初対面の女の子を引っかけようとしているのです。
車でも時計でもそういう目的で買う人がいる=ブランドとして成り立っているということですし、買った人は勝手にしたらいいと思います。
が、モノを金銭面でしか見ることが出来ない人は、口から出てくる話も当然金銭の話ばかり。
ですので、話が全く膨らまずコチラとしては「つまらん」という感想を持つしかないのですが、それでも彼は話を続けていました(と言っても値上がりしたということを繰り返すだけ)。
とまあ、この彼の様な選び方をしていると話す内容もツマらないモノになってしまうよ、という反面教師として記事に登場して貰ったところでまとめに入りましょう。
まとめ
今回は僕の知っている人から反面教師として二人に登場してもらいました(二人に知られたらなんか言われるでしょうが、そんなことはどうでもいいのだ)。
わざわざリスク?を取ってまで書いた、今回の記事で何を言いたいのかというと「購入したモノの値段」で勝負するのはダサい、ということ。
しかも、そういう話(時計の話とか)は共感してなくても愛想笑いで流すものなので、話者本人は気が付かないという余計ダサいオチも多いのです。
加え、「値段で勝負」するとその場では勝てても外に目を向けるとキリがありません(4Cよりフェラーリは高いが、フェラーリよりブガッティは高い。それでもブガッティは航空機はより安い)。
となると、「上には上がいる」値段で勝負するのではなくて、何故そのモノを選んだか、という自分のセンスで勝負するのが良いのではないかという結論に僕は至っています。
金額のナンバーワンではなくて、センスのオンリーワンを目指しに行きましょうという話です、ちゃんちゃん。