さてさて、6月に入ってからブログの更新頻度が落ちているのが顕著ですが、僕はまあ無事にやっております(仕事はまるでダメ男だけど)。
で、ふと思いついたのが4Cは運転しにくいのかとよく聞かれること。
僕もその辺りは少し懸念(左ハンドルだし)していたのですが、大体は杞憂に終わることに。
今回はその辺りを紹介しようと思います。4Cみたいな車を欲しい方の参考になればと。
購入前に懸念していたこと
僕は、こう見えて(どう見えて?)結構気にしいな性格(たち)。そのため、4Cを購入する前にも色々なことを心配していました。ざっと見ていきましょう。
最低地上高が低い
4Cのフロントバンパー部分は、車検ぎりぎりの高さで設計されています(スパイダーだともう少し高いらしい)。
そのため、街中で擦りまくってフロントバンパーが取れてしまうのではと僕は頭を抱えていました。
実際、他のブログ等も見ていると擦って傷だらけになったという報告が多数ありましたからね。
そこで僕が考えたのは、傷が付きやすい部分に何かを貼ってしまおうということ。Amazonnを探すと僕が想像していた通りの商品がありました。
結構しっかりした素材で出来ており、耐久性もかなりあると思います。
で、実際に擦ってしまうかどうかですが、これが意外なことにあまり擦ったことはありません。もちろん、坂やコンビニに入る時に速度をかなり遅くするといった気遣いはしていますが。
因みに、コインパーキングも問題なく利用することが出来ます(幅が広めなのでそこは別途注意が必要)。
後方視界が悪い
ハンドルの位置に関わらず、4Cは後方、斜め後方の視界は非常に悪い車だと思います。そのため、バックや車線変更が非常に危ないことになるのではと危惧していました。
というのも、エンジンが運転席のすぐ後ろの比較的高い位置に鎮座しているから。ルームミラーを見ても後ろに車がいるか殆ど判別不明というレベル。
そこで、またもや頭を抱えこんでしまっていましたが、流石はAmazon。以下の様な商品を発見してしまいました。
前後同時に撮影が出来て、ルームミラー型のモニターにリアルタイムで表示させることが出来るドライブレコーダーです。画質もかなり良く、鮮明に映るのでオススメです(ただし、電波の関係でTVが映らなくなるらしい)。
僕の4Cは左ハンドルなので、リアのカメラをやや右に向けて斜めに設置しました。右側に車線変更する時の恐怖感が完全に0になったので大成功ですね。
純正で最初からついていたカメラはそのまま残しており、駐車時用のカメラとしています。
因みに、フロントカメラも右の方に付けて画面に表示させれば、交差点を右に曲がる時の対向車の確認にも使うことが出来ます(フロント、リア両方同時に表示させることも可能)。
乗り降りがしにくい
乗降性は非常に悪いです、こればっかりは認めざるを得ないです。
というのも、4Cは最低地上高も低いですが、全高もやたらめったら低く、1,190mmしかないから。ウラカンの全高が1,180mmで、488GTBの全高が1,205mmと言ったらイメージしやすいでしょうか。
このスーパーカーらしい全高に対し、僕の身長は1,850mm。しかも胴長短足ときていますから、乗り込む時にどうしても頭をぶつけそうになります。いや、3回に1回はぶつけますので、「割とぶつけてしまう」が正解ですね。
さらに、サイドシルの太さもかなりありカーボン柄が丸見えとなっていますから、それはもう緊張してしまう訳です。
とはいうものの、このぶっといサイドシルを乗り越えると僕の中で、「非日常」のスイッチが入るのが分かるので結構好きなんですけどね。
(因みに、こんなチャラい車買って~とたまに言われるが、乗降性の悪さと音量の大きさと硬いサスペンションのことを考えると、女性は乗せない方が僕の印象は保たれるのでそういうことはしないのだ。いや、やはり、もしうら若き女性で4Cに乗りたいと言う方がいれば問い合わせフォームからご連絡を。)
乗ってみないとわからない
とまあ、つらつらと書いてきたわけですが、結論は「案ずるより産むが易し」ということ。
上に述べたように杞憂に終わった懸念もありますし、解決しなかったとしても僕たち人間が車に合わせれば良いこと。
非日常性が強い車なのですから、こちらもそれ相応の覚悟と気遣いが必要と考えるべきでしょう。
例えば、車幅の広さも時々気になりますが、どこかに行く際は前もって駐車場や道路状況をチェックすれば良いだけのこと(グーグルマップで航空写真を見れば殆ど解決する)。
案ずるより産むが易し、中々勇気が必要なことですが、昔の人は上手く言ったものですね。