さて、アメリカ含め日本でも何かと話題になっているコルベットC8。先日は、C8を無理やりシザーズドア化してしまうチューナーが現れてしまいました。
そんなコルベットには、2021年モデルから大幅な値上がりがあると噂されていましたが、どうやら価格は据え置きの様です。
ベースモデルの$59,995は変わらず
誰しもが、コルベットC8のコスパの良さに驚き、「この価格はC8コルベットを市場に定着させるためにシボレーが赤字覚悟で設定した価格だ」と思っていました。
しかし、チーフエンジニアのTadge Juechterが、国立コルベットミュージアムのオンラインツアーで価格は据え置きだと公表したそうです。
更に彼は、価格の他にもオプションについて言及していました。
マグネティックサスペンションがZ51パフォーマンスパッケージを選ばなくても単体で選べる様になるほか、ボディーカラーに新色が2種類追加されるようです。
シルバーフレアメタリックと、レッドミストティントコートがそれぞれ、ブレードシルバーとビーチレッドに入れ替わるとのこと。
更に、コルベット伝統の"Jake Skull"が入ったストライプを付けるオプションも用意される様です。

"Jake skull"はこれのこと
逆に、消えてしまうオプションもあるようだ
Motor1によると、1月に消えてしまったカーボンファイバーグラウンドエフェクトパッケージの様に、2020Q3には、ハイウイングスポイラーがリスト落ちしてしまう様です。

左の車がハイウイングリアスポイラーオプション車
そして、気になる予約時期ですが、2020年モデルのコルベットC8の予約数が非常に多かったのと、コロナウイルスの影響で工場が停止していたため、2021年モデルの予約は7月からとなるそうです。
ポルシェ、ランボルギーニ、フェラーリ等と同等の性能を持ちながらも価格は数分の一という破格の値段のコルベットC8。
予約時期が遅れてしまっていますが、価格を据え置きにし、オプションの最適化も頻繁に行っていることからも、コルベットC8の競争性はしばらくは保たれそうですね。