さて皆様、またも更新の期間が少し空いてしまいましたが如何お過ごしでしょうか。正月休みの方が多いかと思いますが、働いている方もおられるでしょう。
で、坊主も走り回るほど忙しい師走(*語源)に僕が考えていたのは、「何故4Cに乗るのか」ということ。
といっても上の記事の様に「数多の車から4Cを選んだ理由」をもう一度考えていたというわけではなくて、「4Cに乗った時、僕の中でどういう反応が起きていて、なぜそれが4Cで発生するのか」ということ(=4Cに乗る理由)を探っていこうという話です。
例にもれず、ボヤッとしたテーマですがお付き合い頂けると幸いです(最近はこういう話が好きだ)。
4Cに乗っている時に何が起こっているのか
僕が4Cに乗るのシチュエーションを考えてみると、ほぼ100%週末のどちらかに、一人でフラッと乗ることが多い様です。
夜に運転したくない+助手席に乗せる人がいないため、必然的にそうなってしまうと言えばそれで終わりなのですが、そうすると記事がココで終わってしまいます。
と大層なことを言っても、「平日に溜まったストレス」を解消する主な方法が「週末に一人で4Cに乗る」ことだ、ということ以外に掘り下げ様がないのですが。
つまり、序文で書いたことに当てはめると、「ストレスが減るという反応」が4Cに乗ったときに僕の中で起きているということになります。
そうなると、ストレス(主に平日に貯まるもの)をもう少し明確化しておく必要が出てきますね。
僕はタダのサラリーマンなので(石を投げたら当たるくらい)、平日は当然仕事。しかも、この一年近くはほぼ毎日在宅勤務をしており、自宅(自室)に缶詰状態。
つまり、今まではリラックスする部屋だった自室に「仕事をするために」閉じこもることになってしまったという訳です。
なので、通常の仕事のストレスに加え(これも大きいが)、リラックスモードになってしまう体を無理やり働かすというストレスが加わっているということになります。
生きている実感を味わえる
では、何故4Cに乗るとストレスが減るのか考えてみましょう。
まず、ストレスの正体は上に挙げたものをまとめると「閉塞感」「拘束感」と言っても差し支えないでしょう。
そうなると、上記キーワードとは逆の要素を4Cは持っているから、僕のストレスを減らしてくれる、と考えるべきですね。
では、「閉塞感」「拘束感」の様に4Cを表してみるとどうなるのか。これは過去に4Cのレビューでも似たようなことを書いたかもしれませんが、「ヱヴァンゲリヲン感」という造語が正しいチョイスかなと。
いや「エヴァンゲリオン感」って何やねんという話ですが、4Cを上手く走らせるためには五感(味覚と嗅覚は違うが)、集中力を多分に働かせ、車とのシンクロ率を上昇させる必要があります。
そして上手くシンクロした暁には自分の体と一体化したかの様に操ることができる、そういう意味で「エヴァンゲリオン感」という言葉を選んでいます。
つまり、この「エヴァンゲリオン感」があるために平日のdullな感じから解き放たれ、体のセンサーがフルに働く、「生きているという実感」を週末に味わうことができる、という訳です。
まとめ
ここまで、ツラツラと「エヴァンゲリオン感」とか変な言葉を持ち出して書いて来ましたがもっと簡単に、言葉を選ばずに言うと「裸になれる」というのが僕の気持ちには一番沿っています。
平日は仕事に関するストレスに囚われ閉塞感に苛まれていますが、週末になり一度4Cに乗り込むとそこはもう僕一人のみが本能の赴くままにコントロールする空間。
そういった空間で「エヴァンゲリオン感」のある車を乗り回すというのは、平日の精神的状況と比べるともう「裸で野山を走り回っている」程の開放感がある訳です。
と、書いているウチに次の車はフェラーリで良いのか、という疑問が沸々と湧き上がってきました。というのも、ステータス性とか性能という意味では申し分ないのですが、「最新の装備で守られている感」も同時に存在しますので。
そう考えるとクラッシックスポーツカーが「裸になれる」という意味では適当なのだろうか?と感じ始めた所で筆を置こうと思います。良いお年を。