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【限定50台!!】日産GTR50 by Italdesignが発売開始

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 さて、ゴーンとコロナのせいで業績が低迷中の日産ですが、欧州でフェアレディZやGTR販売停止の噂があったり、スペインのバルセロナ工場を停止し3000人の雇用を解除するとの話が出ています。

そんな、弱り目に祟り目の日産ですが、ブランドアイコンとも言えるGTRの限定モデルを発売しています。ご紹介しましょう。

ベースモデルはGTR Nismo

 この車はGTRの50周年記念を祝し、GTR Nismoをベースにデザインを欧州日産と米国日産が、生産をItaldesignが行う50台限定のスーパーカーとなります。

お値段なんと1.2億からとなっているためか、まだ受付を行っているようですね。

完成車を一旦イタルデザインに持ち込み、そこで分解してから生産を行うようです。効率が悪く、無駄なコストが掛かると思うのですが、なにか理由があるのでしょうね。

 肝心のスペックですが、ベースのGTR Nisomoよりも当然出力が高められておりボディサイズも大きくなっています。

具体的には720hp(600hp)、780Nm(652Nm)となっており、ボディサイズは全長4784mm(+94mm)、幅1992mm(+97mm)、全高1316mm(-54mm)となります。(カッコ内はベースモデル比)

出力向上とバランスを取るため、DCT、ブレーキ、サスペンションの強化とホイールのinchUpも行われています。

タイヤは、フロントが255/35 R21 、リアが 285/30 R21とかなり大きいですね。(僕の4Cのリアよりこの車のフロントの方がかなり幅広)

ベースモデルもかなりのスペックですが、すべてをバランスよく改良していることがわかると思います。

実物を見てみよう

 公開されている写真を見ていきますが、コンセプトモデルではなく、全て販売されるままの姿となりますのでそこだけご留意を。

GTR  イタルデザイン
VIA:Motor1

まずはフロントから。ボンネットのNACAダクト(最も空気抵抗が少ない形と言われている)が目を引きますね。他では、フロントリップの張り出し、フロントタイヤ前のスリット等、エアロダイナミクスにも注力していることがわかりますね。

GTR  イタルデザイン
VIA:Motor1

次にリアから。ルーフのヒレ、リアウィンドウの凹み、リアウイングの波打ち具合がかなり特徴的ですね。ブレーキランプの辺りの造形はかなり凝っていますが、ディフューザー辺りがスカスカなのが少しアンバランスでしょうか。

かっこよさは十分伝わったと思うので記事のまとめを。

悲しいニュースが相次ぐ日産ですが、売れるSUVとかバンばっかり作るのではなく、技術開発の意味合いも含め、スーパーカーの開発にも目を向けてほしいなぁと思います。

なんせ、この車は誕生後13年も経つGTRのフルモデルチェンジではないので・・・

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