先日、スーパーカーの最高速度を取り上げた記事でヘネシーベノムGTについて取り上げました。435.344km/hの最高速度を誇るベノムGTですが後継車がもうすぐ登場するそうです。
ヘネシーベノムF5はこんな車だ!
2014年、ヘネシーはベノムGTの後継車としてベノムF5を発表しました。当時の宣伝文句では466.9km/hを出せると謳っていました。先代から+31km/hとなりますね。
そんなF5ですが発表から5年が経っても、まだ生産予定台数24台の内、1台も作られてないようです。
ですが、ヘネシーのFACEBOOKページで2020年の夏までには完成品を公開するとの情報が掲載されました。
https://www.facebook.com/hennesseype/posts/10157879167025259:0
FACEBOOKの投稿では、数年前に発表したときのレンダリング(下記画像)も合わせて掲載されていますが、殆ど違いはありませんね。よく見れば、ヘッドランプとフロントバンパー下部の形状が少し違っている位です。
![ヘネシー ベノムF5](https://road-to-ferrari.com/wp-content/uploads/2020/04/hennessey-venom-f5-1024x576.jpg)
スペックはと言うと、ツインターボ 6.6L V8エンジンから1,817馬力と1,617Nmを発揮し、最高速度500.71km/hとなっています。発表当時から1割弱も早くなっているのはすごいですね。
また、ヘネシーが言うには、あのブガッティシロンよりもボディのねじり剛性がわずかに高いとしています。
因みに、お値段ですが$160万となっています。日本円にして約2億円です。僕も買おうかなと思っていましたがちょっと無理ですね・・・
ヘネシーはEVのチューニングもする予定だ
一般的に、EVのチューニングは不可能と言われています。実際に、前回ご紹介した有名チューナーのNOVITECでさえテスラのパワーアップを実現できていません。バッテリーの制御が非常に難しく、危険なため。
ヘネシーが挑戦するのはポルシェのEV、タイカンとなります。現段階ではパワートレインにまで手を入れられておらず、外観の変更のみとなっています。
ヘネシーがポルシェタイカンの秘めたる性能を引き出して、0-100km/hを2.8秒から縮める偉業を達成できたら、NOVITEC等もそれに続きチューン界に大きな変化が起きるかもしれませんね。