![マクラーレン セナ](https://road-to-ferrari.com/wp-content/uploads/2020/04/mclaren-senna-by-novitec-e1586869556297-1024x317.jpg)
マクラーレンセナはこんな車だ
マクラーレンセナはかの有名なF1レーサー、アイルトン・セナの名前をとった車です。セナは1988年、1990年、1991年となんと3回に渡りF1の世界チャンピオンに輝いています。
3回ともマクラーレンホンダの車を操って優勝しています。マクラーレンの歴史を共に作ったと言っても過言ではない、偉人の名前を取った車ですから生半可な車ではありません(マクラーレンに半端な車は無いけれど)。
車体のスペックに言及すると、乾燥重量1198kgに対し789hpと800Nmとずば抜けた性能を持っています。パワーウェイトレシオは1.51とそこら辺のバイクよりも小さいですね。
さらに、レースアクティブシャシーや可変リアウイングを用い車体の安定化を図るなど最新のテクノロジーも用いられています。サーキットで最高のパフォーマンスを発揮する「ロードカー」の開発コンセプトを持っていますが、お値段約1億円、生産台数500台と「ロードカー」の域を超えていますね。
![マクラーレン セナ](https://road-to-ferrari.com/wp-content/uploads/2020/04/mclaren-senna-by-novitesc-e1586870746772-1024x225.jpg)
そのセナをカスタムするのはNOVITEC
そんなセナですが、もうすでにカリカリに設計されているにも関わらず世の中にはカスタムしたいと思う人がいるようで、そんな方達の夢をNOVITECが叶えてくれるようです。
しかし横道にそれますが、500台生産つまりMAX500人(中古で買う人を入れても+α)の市場ですが、採算は取れるのでしょうかね。
NOVITECはエンジンとエキゾーストシステムに手を入れ、なんと888hp、889Nmにまで性能がUpするようです。最高速度は変化せず335km/hのままとなります。
しかし、100hp、89NmUpのおかげで、0-100km/hが2.8秒から2.7秒に短縮され、0-200km/hは6.8秒から6.5秒と大きく改善しています。
この数値にピンと来ないかもしれませんが、0-100km/hのタイムで言うと、僕の4Cで4.5秒、ちょっとパワーがある車で7秒、普通の車で10秒くらい掛かると言うとセナの凄さが伝わるでしょうか。
因みに、エキゾーストシステムにはF1にも用いられているインコネルという合金が使われているとのこと。ホイールも変更されており、vossenのセンターロックホイールが採用されています。フロントが255/30 ZR20、リアが325/25 ZR21のサイズとなっています。