さて、4Cはアルファロメオから発売されて"いた"車ですが、後継車は開発すらされていないと噂になっていたところ。
そんな中、マセラティからMC20という車が開発中ということなのでご紹介しましょう。
4Cのカーボンシャシーを用いてMC20のテスト車両が作られていたため、4Cの後継車ではないかと言われていますね。
4Cの組み立ての一部をマセラティの工場で行っていたりと、協力関係にあるのであながちありえない話ではないかもしれません。
4Cを購入する前に何度この映像を見たことか
MC20は9月にお披露目予定
大変残念なことに本来であれば5月にお披露目だったはずが、コロナウイルスのせいで9月に延期となってしまっています。
このご時世ですので、開発中止とならなかっただけありがたいと思いましょう。
また、MC20とはマセラティコルセ2020を意味しています。そして今回公開された写真にスターリングモスと描かれていること、マセラティエルドラドと250F(ともにF1での名車)と一緒に写真を撮っていることを合わせて考えると、マセラティがレースに復帰することを暗示しているのかもしれません。
マセラティというと高級サルーン、GTカーの印象が強いですが、元はレース色の強い会社ですので、MC20によってブランドをスポーティな方向に再構築したいのかもしれません。
サルーンのギブリも購入候補に入っていた。
アルファロメオ4Cと結構似ている気がする
最新の噂では、MC20には自社開発のツインターボ V6エンジン(600馬力)と8速DCTが組み合わせられるとのこと。更に、ハイブリッドとコンバーチブルも用意されるみたいですね。
そんなMC20は僕の4Cとはスペックが全く違いますが、4Cの後継車種という噂が完全に嘘とは言えないと思えるくらいには似ている様です。順番に写真を見ていきましょう。
まずは後ろから。写真の角度がちょっと違いますが、リアフェンダーの盛り上がり具合、ダックテール、リアライトの位置がかなり似ていると思います。
![マセラティ MC20](https://road-to-ferrari.com/wp-content/uploads/2020/05/maserati-mc20-prototype-dedicated-to-sir-stirling-moss-1-800x450.jpg)
![アルファロメオ 4C](https://road-to-ferrari.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_20190810_131200-800x451.jpg)
お次はリアサイドから。4Cは直4エンジン横置きのためリアハッチの部分が少し短く、それゆえリアパネルの角度が異なりますね。MC20は吸気口の形がよくわからないですね。
![マセラティ MC20](https://road-to-ferrari.com/wp-content/uploads/2020/05/maserati-mc20-prototype-dedicated-to-sir-stirling-moss-2-800x450.jpg)
![アルファロメオ 4C](https://road-to-ferrari.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_0291-800x600.jpg)
最後はフロントサイドから。これも上の写真と比べてみると、ボンネットからフロントガラスのラインが非常に似ていることがわかります。4Cの方がフロントオーバーハングは短い様ですね。
![マセラティ MC20](https://road-to-ferrari.com/wp-content/uploads/2020/05/maserati-mc20-prototype-dedicated-to-sir-stirling-moss-3-800x450.jpg)
9月に詳細が発表されるとのことなのでそれまでお楽しみにしておかなければなりませんが、情報が発表されたら再度ご紹介しようと思います(4Cの後継車種なのかはっきりさせたいな)。