さて、登場してからしばらく経ち、奇妙なカスタムまで登場してしまったC8。
そんな、飛ぶ鳥を落とす勢いで売れているコルベットC8ですが、ミッドシップ化してしまったことを嘆いている方もおられるのではないでしょうか。今回の記事はそんな方に朗報です。
AT含めるとアメリカでは300台近く残っている様だ
CorvetteBloggerによると、アメリカ全土で合計289台の2019年式C7が新車で販売されているとのこと。2019年式だけでこの数なのでC7全体ではもう少しあると思われます。
販売価格は不明ですが、ニューハンプシャー、イリノイ、フロリダで特に余っているそう(アメリカの販売方法を考えるとかなり値引きしていると思う)。
しかもラッキーなことに、MT車がまだ沢山残っているようです。C8ではMT車は選べないのでこの点はかなり魅力的ですね。
デモ車ではありますが、ZR1モデルも4台残っているのは少し驚き。
![コルベット C7 ZR1](https://road-to-ferrari.com/wp-content/uploads/2020/06/2019-chevrolet-corvette-zr1-800x450.jpg)
日本にはどれくらい残っている?
C7コルベット欲しいけど、アメリカのことを言われたって買えないじゃんという意見はごもっとも。
そこで、カーセンサーで調べてみた所、2019年式のコルベットC7はなんと、クーペ5台でコンバーチブル1台の合計6台のみ。しかも、残念なことに全てAT車。
日本ではまだC8コルベットが発売されていないせいかもしれませんが、価格もあまり落ちていない様子。
例えば、走行距離が50kmのグランスポーツ3LT(AT)を見てみると、諸経費無しで1,249万円なのであまり値落ちしていませんね。
ですが、もう少し視野を広げで探してみましょう。対象をC6にも拡大してみるとどうなるでしょうか(C6もまだまだ戦えるデザインと思うので)。
MT車に限定すると、一番新しいもので、2012年式ZR1、走行距離6万km弱の個体がありますが、お値段650万円。ATMT拘らず他の個体も見てみても、400万円前後はする模様。
そう考えるとC6コルベットもあまり値下がりしていないことがわかります。
かといって、安い個体を買えば後の維持費で地獄を見ることになるということを考えると、C8コルベットの発売後の値下がりに期待して今は待つというのが最善の策ですね。
![コルベット C3](https://road-to-ferrari.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_0439-800x600.jpg)