さて、先日マセラティのMC20をご紹介したのは記憶に新しいところ。そんな中、フェラーリも新モデルを発表しました。
その新モデルはポルトフィーノM。カリフォルニア→カリフォルニアTと続いてきポルトフィーノのマイナーチェンジとなりますね。
個人的にですが、ポルトフィーノはフェラーリの中で1,2を争う程買いたいと思っている車です(いや、お金ないから)。
というのも、F8の様な戦闘力バリバリのMRも勿論格好良いのですが、ポルトフィーノには他のモデルには無い優雅さがあると思うから。
僕はフェラーリを優雅に、且つある程度日常的に使いたいと思っているのでポルトフィーノが一番適合しているという訳ですね。
ということで、僕が愛してやまないフェラーリのポルトフィーノのマイナーチェンジモデルを見ていきましょう。
ポルトフィーノマイナーチェンジ、その名もM
8速DCTが性能向上のキモか
ポルトフィーノがカリフォルニアTの席を奪ってからわずか3年、名前をポルトフィーノMと変えマイナーチェンジが行われました。因みに、Mはイタリア語の"Modificata"の頭文字となっています(日本語だと、プリウス・改とかダサくなるやつ)。
フェラーリは以前に、モデルサイクルを短くすると発表していたので着実に実行してきたということですね(今までは大体5年だった)。
大きく変更されたポイントは、エンジンの出力向上と8速DCTの採用。エンジンに関しては、ツインターボ3.9L V8を採用するのは変わらずですが馬力が620hp(+20hp)と向上し、トルクは変更なしの760Nm。
DCTに関しては、ローマと同じものが採用され、20%の小型化と35%のトルク許容量増加を成し遂げています。
そして肝心のパフォーマンスですが、エントリーモデルとはいえ流石のフェラーリ。最高速度こそ320km/hと変わりありませんが、0-100/kmhを3.45秒(-0.05秒)と短縮。更に、ハンドルの"Manettino dial"にRaceモードを追加しています。
ベンチレイテッドシートやADASも更新されるそうなので、快適性もUpしていると考えて良さそうですね。
それでは写真を見ていこう
写真を見る限りでは、外装がややアグレッシブになった印象。現行型はあまり厳つくないというのが逆に良いところだったので、僕的には少し残念なのかな?? ポルトフィーノに乗りたいという気持ちには変わりありませんが。
まずはフロントから(グレーが新型、赤が現行)。こうしてみると、フロントバンパーのダクトが少し前に出てきた感じ(なんかベンツぽい、うまく言語化できないけど)。後はフロントホイール前部にまでスリットが延長されたこと、ヘッドライトの内部構造変更が目に付きますね。
フロント同様、マフラー上部のボディパネルが後方に延長されていますね。マフラーすぐ上の横長のランプも変わっている感じですね。
そして、唯一残念なのが内装。上の写真がポルトフィーノMですが、なんとローマで採用された大きな液晶タッチパネルが採用されないことに(下写真)。物理ボタンも残っていた方が使いやすいと考えればまあ良いと言えば良いのですがね。。。
まとめ
今回の記事ではポルトフィーノMを紹介しました。わずか3年でマイナーチェンジとはやや驚きですが、今後もマイナーチェンジの間隔が短くなっていくのはフェラーリの発表の通り。
となると、購入のタイミングが更に難しくなるのは必定。モデルライフ初期に予約して購入し、数年以内(市場に出回る前)に売れば、リセールがかなり良いですが、それが難しくなるため。
あ、しかし、モデル毎の台数も減るため予約難易度と同時に希少価値も上がるので案外大丈夫なのかな?? いずれにせよ、フェラーリを複数台持つ(フェラーリ内の優先順位が高い人)に営業さんを紹介して貰うのが、「モデルライフ初期」に予約をするために重要そう。
と、色々考えても先立つものがまだ到底足りないので、その部分の見通しを立ててから具体的に考えるとしましょうか。